年々関心が高まっている、在宅就業。
練馬区では、ひとり親の在宅就業を促進する取組として、
eラーニング（インターネットを利用して学習するシステム）を活用した在宅就業推進事業を行っています。
3か月間無料でパソコンと通信環境（Wi-Fi）をお貸しし、ご自宅でeラーニングを使って学習をします。
内容としては、Word基礎、Excel基礎・応用を学ぶと共に、タイピング練習も行い、在宅でお仕事をするためのスキルを身につけます。

今回は2回目となる本事業、21名の方々にご参加いただきました。

 

オリエンテーションでは、本事業の趣旨、学習の仕方をご説明し、皆さんの意気込みもお話しいただきました。
皆さん早速パソコンを持ち帰り、タイピングやeラーニングに取り組まれたようです。
タイピングは、やればやるほどスキルが上がります。
長時間続けて取り組むよりは、1日５分でも毎日続ける方がスキルアップに繋がると言われています。
eラーニングでは、WordとExcelを自分のペースで学ぶことができます。
分からないところは繰り返し学習することも可能ですし、忙しいひとり親の皆さんは、すきま時間を使って学習されたようです。

 

スクーリング1回目は、MOS Excel受検についてのご説明をしました。
「パソコン使えます」と言っても、スキルの証明って難しいですよね。
履歴書に書ける資格として、MOS（Microsoft Office Specialist）というものがあります。
Excel、Word、PowerPointがあり、バージョン（年）によって新旧があります。
今回学習したものは、Excel2016というものです。現在多くのオフィスで利用されているソフトがこの2016バージョンです。
MOS検定に合格すれば、一定のスキルの証明になり、就・転職を控える方にお勧めの資格です。
スクーリングでは、MOS検定用のテキストの使い方や受検の仕方についても詳しくお話しました。

 

スクーリング2回目では、在宅就業の仕方についてお話をしました。
在宅でお仕事をする方法は、個人で直接お仕事を受注する方法や、企業に雇用されて在宅ワークをする方法等様々です。
今回はそれぞれの在宅就業の仕方についてのご説明や、登録の仕方についてもお話しました。

皆さん3か月、眠気と戦いながら勉強したり、学習につまずいて落ち込んだりと紆余曲折あったようですが、

 

修了式には達成感に満ちたお顔をされていました。
MOSの合格者も出て、事務局も嬉しい限りです！

 

受講生のお声を紹介します。
「ローマ字での入力のできなかったのが、タイピングに関しては不安がなくなってきました。」
「職場で即実践できる部分があり、とても助かりました。」
「eラーニングでの学習とテキストの学習両方できたのでMOS受けようと思えました。仕事でも関数を自分で少し使ってみたりする気になれました。」
「何もわからなかったけど、どうやって学習すれば良いのか、1から説明していただけた」